わたしダイアリー

『わたしと家族の暮らし』のブログ名をわたしダイアリーに変更しました。日記のような記録を続けていければと思います。

kukuの最期 11。

kukuの最期を残しておきたいので書いていきます。

11月11日の朝、リビングにいるkukuに朝の挨拶をいつも通りしようと近寄りました。いつもなら可愛いおめめで見つめてくれるのにグッタリとして右前足が鳩のような羽を広げているような形になっていました。骨折か⁈と疑い病院へ連絡。「骨折なら慌てる事は無いので病院が開く時間まで待って下さい」と指示がありそわそわしながら子供たちの着替え朝ごはんを食べさせて。
でもピクピクと痙攣のような感じが出始めました。骨折じゃ無いかもしれない。慌てて再度病院へ連絡。「直ぐ来てください」と言われたので受診しました。
「急に動きだす可能性も有るからキャリーに入れて連れて来てください」と指示がありました。触っても抱きあげても身体に力が入っていませんでした。
病院に到着し直ぐ診察室へ。体温の低下と身体の痙攣。それは、血圧が下がり血液の循環が悪いため頭に影響が出ている症状という事でした。今後他の臓器にも血液が回らず影響がでてくると。末端の足は、冷たくなってきておりました。目は、開いているものの見えていない感じですがライトを照らすと眩しいのは分かるようで嫌がる様子がありました。身体を温め点滴と改善するであろう薬を入れて下さりました。レントゲン等は、この状態のkukuには負担が大きい事を話されしませんでした。今日危ない事を話され入院をしても出来ることは変わらないこと。安心できる自宅で過ごした方が良いとなり連れて帰宅しました。先生のこの判断は、本当に良かったと後に思う事になりました。
夫がkukuの為にヒーターを買ってこようとなりまだお店が開いていないのでkukuのそばにいました。大きく息をしたなと思ったらいきなり瞳孔が開き静かに息を引き取りました。そばに居なかったら気付かなかったと思うほど苦しむ姿をいっさい見せず本当に静かに安らかに眠りにつきました。
kukuは、夫が本当に大好きです。必要以上近寄らず静かに過ごせる唯一の飼い主。夫の胡座の間が大好きで隙あらば狙う感じでした。そんな大好きな夫がいる日を選んで天に帰ったんだなと。
体調は、少しずつ落ちてきていました。でも前日まで普通にご飯食べてたんです。トイレだって自力でいけてたんです。一晩でこんな急変するなんて思いもしませんでした。
夫は、「腫瘍が分かって2カ月と少し。急って事でも無いんじゃない。」と。早かれ遅かれ来る時は来ると。あっさりしているなぁと思いましたが亡くなった事を病院へ連絡している時に声が震えていたので夫もショックを受けている。私が泣いてばかりだから夫が冷静になって対応している。負担ばかり背負わせてしまって申し訳なく思いました。

kukuを診てくれたかかりつけ医の先生は、診察の時、何かの処置の度にkukuへ声を掛けてくれました。優しい先生に診てもらえて良かったと思いました。

補足ですが。kukuは、癌を患っているので最期は、苦しむのだろうと思っていましたが安らかに眠りにつきました。
排泄物がまだ新しかったので急変したのは朝方だと予想しております。

そして急変の理由は、もとの大腸線癌。食べても栄養を体に吸収出来ず貧血が進んだこと。転移の肺は、雑音は無いと言われているのでおおもとからきたんだと予想。あくまでも私がそうだろうと思うだけです。

最期を自宅で家族全員揃って看取る事が出来ました。kukuがこの日なら全員いるから安心だと選んだかのような土曜日の朝でした。